PATEK PHILIPPEのラウンド型以外のモデルを
総称するコレクション「ゴンドーロ」。

1920年から1940年にかけて
美的発展を遂げたアールデコと呼ばれる
直線と幾何学が融合された装飾を
体現したコレクションと言えます。

その名は、当時PATEK PHILIPPEと取引があった
ブラジル リオデジャネイロの時計販売店
「ゴンドーロ&ラブリオ社」にちなんで命名されました。

スクエア型、トノー型、
クッション型やレクタングラー型など
独創性のあるデザインは
当時主流のポケットウォッチや
ラウンド型の腕時計とは異なった
美しさと機能性を備えたタイムピースとして
新たなカテゴリーを生み出したと語り継がれています。

そして「ゴンドーロ」と言えば
デザイン面での新たな試みの他に
時計の販売方法においても
面白い手法がとられていました。

それは「プラノ・ド・クラブ・パテック フィリップ・システム」と呼ばれ
ゴンドーロ&ラブリオ社の会員数を180名に限定し、
定価790フランのゴンドーロ1点購入を条件に
毎週開かれる抽選会への参加証を配布しました。

79週にわたり参加者は、
毎週参加料10フランを支払います。

つまり1回目で当選した人は、
10フランで時計を手に入れられたのです。

当時のシンプルなデザインの
タイムピースの価格は約790フラン。

これは多くのブラジル人勤労者の年収と
ほぼ同じだったため、
高級時計を求めやすくする
新しいシステムを確立したのでしょう。

それだけでなくこの新たなシステムは
時計製作への関心を共有するという
ソーシャルネットワークを生み出したとも言われています。

これによりPATEK PHILIPPEは
南半球において名声を確立することとなりました。

現在では男性だけでなく
女性からも多く愛されるモデルが
多数ラインナップされています。

ゴンドーロ・ハイジュエリー 7099R

7041R

twenty4 〜のブログはこちらから

パテック フィリップのページはこちらから

※10月7日（水曜日）は仙台店お休みいたします。

PATEK PHILIPPEのご購入は

東北唯一の正規販売店 HF-AGE仙台店で求めください。