リュウズは、操作や接触による負荷がかかりやすく、もっ とも損耗しすい部分です。究極の信頼性と正確性が求め られるプロフェッショナル仕様の時計において、パワー リザーブの長さや巻き上げの必要頻度は、機能を適切に維 持するうえで非常に重要な要素です。
8日間パワーリザーブは、パネライの歴史の一部です。1940年代末～1950年代初頭にかけて、パネライは8日間巻上げを必要としない16リーニュのアンジェリュス製ムーブメントを使用していました。この長いパワーリザーブは、軍事作戦中に使用可能な持続力があり信頼できる計器が必要なイタリア海軍の要件を満たすためのものです。この伝統がP.5000キャリバーで現代に蘇ります。
自社製P.5000キャリバーは非常に頑健な構造で、連結された2つのバレルによって長時間駆動が可能となり8日間というパワーリザーブが実現しました。