今年もウォッチズ&ワンダーズの季節がやってきました。
スイスのジュネーブにて毎年4月頃に開催される、世界最大級の高級時計新作見本市がウォッチズ&ワンダーズです。当店取り扱いのパテックフィリップ・IWC・パネライをはじめ、ロレックスやカルティエなど名だたる高級ブランドが終結し今年の新作を発表する最も重要なトレンド発信のイベントです。
ウォッチズ&ワンダーズ 開催概要

Watches and Wonders Geneva 2026 「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2026」
会期:2026年4月14日~20日(7日間)
来場区分:4月14日~17日(プレス・業界関係者のみ)
4月18日~20日(一般公開 チケット販売はオンラインのみ)
会場:パレクスポ(ジュネーブ空港の隣に位置する国際展示会やコンベンション施設)

60を超えるトップメゾンブランドが集結し会場内は1つの時計ブランドの街並みを彷彿とさせます。
各ブランドの新作発表の他に、時計製造の実演などのワークショップやトークセッション、そしてAHCI(独立時計師アカデミー)の新作展示会も開催されます。日本人初のアカデミー正会員として菊野昌宏氏などが有名です。
今年もチームAGEとして仙台店から金原、高崎店から石関が来週にはスイスへ出発します。
昨年は帰りにアクシデントがありましたが今年は行き帰りとも無事を願うばかりです。
さて、ウォッチズ&ワンダーズが開催されるのはスイス・ジュネーヴですが場所はご存知でしょうか?
★スイスについて★

☆スイス連邦☆
首都:ベルン
人口:約870万人
面積:約4.1万km³(九州と同じくらいの大きさ)
通貨:スイスフラン
公用語:ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語
ウォッチズ&ワンダーズが開催されるのは地図の左下にあるジュネーブです。私も2023年にチームAGEとして行ってきましたが街並みの美しさとレマン湖の大噴水は感動でした。


なぜスイスに時計産業が集中したのか??
スイス=高級時計というイメージがあると思いますが、なぜこれほどまでにスイスに集中し時計王国に成り得たのか?主に考えらるのが、
1.宗教改革による職人の流入
16世紀の宗教改革によりフランスから迫害を受けたカルヴァン派の時計職人たちがジュネーブに移住し、持ち込んだ精密技術と装飾技術が今日のスイス時計の原型を築いたと言われています。
2.精密工業の最適地
スイスは時計製造において理想的な環境とも言われています。不純物が少ない水は部品洗浄や研磨に最適であり、気温と湿度が安定しているのも精密機構製造に良いとされています。そして山岳地帯で冬季は農業が困難であり農民の副業として精密部品製造を行っていたとされ各地でパーツなどの分業制が発展したとされています。
3.永世中立国としての産業継続性
スイスと言えば永世中立国。つまり政治的に安定しており戦争による工業破壊がなく技術者や資本が国外流出しにくいのもポイントです。ゆえに現在の世界情勢から安心のスイスフランへ外貨が流れており価格改定に繋がっております。
スイスは時計を作ったのでなく時計文化を設計した国として、クォーツショックも乗り越え「道具」から「資産」へ昇華し繁栄し続けています。
バーゼルワールド?? SIHH?? ウォッチズ&ワンダーズ??
毎年この時期に開催されるウォッチズ&ワンダーズですが、それまで皆様が見聞きしていたのが「バーゼルワールド」と「SIHH」ではないでしょうか?
私も10年前にバーゼルワールドに行かせていただき会場内の圧倒的迫力に驚かれました。ウォッチズ&ワンダーズも凄いですがバーゼルワールドは個人的にそれを大きく上回っていたと思います。
☆バーゼルワールド☆


1971年にスタートしたバーゼルワールドはスイス・バーゼルにて開催されていた世界最大級の時計宝飾見本市でした。出店ブランド数は数百社、全世界の小売店やバイヤーが直接取引をするビジネスの場として継続されてきましたが、年々高騰する出展料や運営とブランドの関係悪化などもあり2021年に幕を閉じました。
☆SIHH ☆

正式名称は「Salon international de la haute horlogerie」国際高級時計展、通称ジュネーブサロンと言われ1991年に現在のリシュモングループが主導し完全招待制の展示会として開催されました。バーゼルワールド同様、商談の場でもありながら体験とブランド哲学を発信する場としてラグジュアリー体験に重きを置いたサロンでした。
☆ウォッチズ&ワンダーズ☆
ジュネーブにて開催されていたSIHHが2019年には名称を「ウォッチズ&ワンダーズ」と刷新しバーゼルワールドを離れたパテックフィリップやロレックス、近年ではグランドセイコーなどリシュモングループ以外のブランドも続々参入し現在世界最大級の展示会として発展し続けています。




会場となるパレクスポはジュネーブ空港の隣にありアクセスは抜群です。私が行ったときは宿泊がレマン湖に近い市内で期間中はシャトルバスが運航しており会場までスムーズに行けた記憶があります。
会場内は各ブランドのブース以外に飲食スペースやソファ・テーブルも各所に設置されており、世界中の小売店のスタッフがPCやタブレットで情報公開をしております。私も商談終了→更新→商談を繰り返す1日で心身共に疲弊したのを覚えています。
今年のチームAGEも商談終了したら空いてるスペースで更新する姿が目に浮かびます。
今年も現地レポートが随時更新されます。日本組もブランドHPからの情報を随時インスタグラムで発信していきますので乞うご期待ください。
仙台店 新作報告会&受注会申し込みはこちらから⇓⇓⇓
毎年スイスで開催される腕時計の見本市「Watches and Wonders」今年も金原・・・スイス行きます。今回は高崎店 店長石関を引率2名で参加致します。最後に行きますよと引き受けた昨年でしたが・・・もう私が行くことも無いと思っていましたが、今年も初めての海外と言う1名を引率して参加です。教えられることは全て教えて今後に大いに期待を!そんな気持ちで今年も!はい、でもどうせスイスにお仕事で行くなら今年も「元祖 金原美智代 スイスレポート」やります。できる限り皆様もスイスに来ているみたいに色々感じて頂けるよう更新していきますのでこまめにチェックをお願いします。

WATCHES&WONDERSとは
世界最大級の高級時計見本市で、スイス・ジュネーブで毎年開催されます。時計業界における最も権威のあるイベントの一つであり、世界中の高級時計ブランドが最新モデルや革新的な技術を発表する場となっています。もともとは「SIHH(Salon International de la Haute Horlogerie)」として開催されていましたが、2020年に名称を「WATCHES & WONDERS」に変更し、より幅広いブランドが参加するようになりました。
2026年は4月14日~4月20日まで開催









