～クラッシュの一瞬も、鼓動のように刻む～

F1ファンのみならず、多くの映画ファンの心を揺さぶっている映画『F1®／エフワン』。
私も先日劇場で鑑賞してきましたが、まさに「息を呑む」体験でした。レースのスピード感、緊張感、クラッシュの衝撃までがリアルに迫ってくる映像と音に、ドキドキとハラハラが止まりませんでした。

その中で、IWCのロゴや時計が自然な形で登場していたことにも感動しました。
IWCは、メルセデスAMG・ペトロナスF1チームの公式パートナーとして長年タッグを組んでいるブランド。映画では、架空のチームAPEXGPのスポンサーとなり様々なシーンでIWCの時計が登場し、ピットやパドックなど緊迫したシーンの中で、確かな存在感を放っていました。

この映画の監督であるジョセフ・コシンスキー氏は、IWC公式サイトのインタビューの中でこう語っています。

「リアリティを追求した結果、IWCの時計が自然に登場することになったんだ。」
― ジョセフ・コシンスキー監督（IWC公式サイトより）

まさにその言葉通り、IWCの時計はF1の現場に溶け込むように自然に、そして確かな存在感を持ってスクリーンに映し出されていました。

それは“演出”ではなく、“本物”としてそこにあったIWC。時間を刻むという役割以上に、チームの緻密な戦略と情熱を支える相棒のような存在だと、改めて実感しました。

そして、特に印象的だったのが、映画に登場した実際のクラッシュマシン。
私は今年4月、スイス・ジュネーブで開催された「Watches & Wonders 2025」でこのマシンの実物を目にしていました。激しい衝突の痕跡がそのまま残る車体──。それは命を守った証でもあり、F1という極限の世界を物語る“生きた展示”でした。

そんな現実と映画がリンクし、IWCという時計ブランドの奥深さを、改めて強く感じた瞬間でもありました。

時計は時間を刻むだけではなく、瞬間を記憶させてくれるもの。
F1という極限の世界で、IWCがその使命を果たす姿は圧巻です。

HF-AGE仙台店

HF-AGE（エイチエフエイジ）は、1985年6月創業の腕時計専門店です。
群馬県の高崎市と宮城県の仙台市の2カ所に拠点をおいています。
商品知識はもちろん、腕時計をこよなく愛するプロフェッショナルなスタッフの接客は、機械式腕時計が初めてのお客様、県外からのお客様にとっても素敵な時計選びの時間をご提供しております。
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