こんにちは 矢部です。
機械式腕時計の価値を語るうえで欠かせないポイントの1つが「精度」
世界には様々な精度規格がありますが、おそらく最も有名なのがスイス公式クロノメーター規格の「COSC」ではないでしょうか。
スイスの公的精度認証機関「Controle Officiel Suisse des Chronometres」の頭文字をとって通称COSC(コスク)は多くの方が聞いた事があると思います。
主な審査内容は、
1.検査期間:15日間
2.姿勢差試験:6姿勢
3.温度試験:8℃、23℃、38℃
4.許容日差:-4秒~+6秒
これらはムーヴメント単体で検査され、合格すると各メーカーがケースに組み込んで製品化されます。
グランドセイコー規格とは?
グランドセイコーが独自の検査基準で時計精度や安定性を保証するために定められた規格の事です。
1.検査期間:17日間
2.姿勢差試験:6姿勢
3.温度試験:8℃、23℃、38℃
4.許容日差:-3秒~+5秒
5.気密性検査、自動巻効率検査、パワーリザーブ検査
先ほどのCOSCを超える厳格さとしても知られており、最も大きな違いはCOSCはムーヴメント単体で試験されるのに対して、グランドセイコー規格は完成時計にて試験されています。
一般的にケースに組み込む前と後では若干の精度誤差が生じますので、グランドセイコー規格がいかに厳しいかを物語っていると言えます。
9Sメカニカルモデルオススメ その1
SBGR317
品番:SBGR317
ムーブメント:キャリバー 9S65
サイズ:40.00mm
ケース:ステンレススチール
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
パワーリザーブ:最大巻上時約72時間(約3日間)持続
価格:¥638,000(税込)
ケースサイズは40ミリで、シックな黒文字盤はどんなスタイルでもシーンでも馴染む1本です。
10気圧防水に4,800A/mの耐磁性能と日常使いに頼もしく長く愛せる王道モデルです。
9Sメカニカルモデルオススメ その2
SBGM221
品番:SBGM221
ムーブメント:キャリバー 9S66
サイズ:39.50mm
ケース:ステンレススチール
防水性:日常生活用防水
パワーリザーブ:最大巻上時約72時間(約3日間)持続
価格:¥671,000(税込)
言わずと知れたグランドセイコーラインナップでも大人気のモデル。
ネット情報ではMLBで活躍する大谷翔平選手がドジャース入団会見で着用していたと広まっておりますが、正確にはこのモデルの前のモデルとの話も。MLBで4度のMVPに輝くスーパースターも愛用するグランドセイコーを手にするなら外せない1本です。

今回ご紹介したモデルを含めて、メカニカルムーヴメント搭載モデルにはグランドセイコー規格合格証明書が付属します。
シリアルナンバーと紐づいた検査結果を証明し、検査日や担当印などが印字されています。
全てのメカニカルは東北のグランドセイコースタジオ雫石にて製造・組立・検査をされています。
☆以前訪れたグランドセイコースタジオ雫石の訪問レポートはこちらから☆
グランドセイコー規格がなぜ完成時計として厳しい基準を設けているのか?
それは腕時計として皆様の手に渡った状態での精度を保証したいという思いに基づき実使用に近い検査が行われています。
所有されるオーナー様目線に添う、まさに日本のホスピタリティーも感じるグランドセイコーをぜひお得なフェアで手に入れてみてはいかがでしょうか?


グランドセイコー体感キャンペーンでは、店頭でご試着いただくとQRコード付きの応募カードをお渡しします。そのQRコードの読み込みでグランドセイコーIDを新規登録いただくと抽選で豪華賞品がプレゼントとなります。
ぜひこの機会に皆様のご来店を心よりお待ちしております。









