皆様、こんにちは。
皆様は機械式時計といえばどの国を思い浮かべられますでしょうか。おそらく、スイスが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、実はドイツも時計製造の長い歴史をもち、とくにグラスヒュッテという街はドイツ時計の中心的な街なのです。
今からちょうど180年前、F・A・ランゲが時計産業による「街おこし」を始めたところからグラスヒュッテの時計産業の伝統は始まります。現代にも継承されるような技法、デザインを確立しながら、19世紀末頃には世界的な名声を得るまでになったグラスヒュッテの時計産業。冷戦下では国営企業に統合されたグラスヒュッテの時計産業でしたが、東西ドイツ統一から現在に至るまでその伝統は連綿と続いてきました。
1990年に設立されたノモスはこのような豊かな歴史をもつグラスヒュッテに拠点を置くブランドです。今回ご紹介致しますのは、そんなノモスが「クラシックな主義を現代的に解釈し」たモデルでございます。

品番:237
価格:¥404,800(税込)
クラシックとモダンが同居したデザインはこちらの時計の大きな魅力です。特有の柔らかさを感じさせるホワイトエナメルの文字盤や線路を想わせるデザインの分メモリ、ローマ数字のインデックスといった時計の古典的なデザインを備える一方で、「バー」と呼ばれる形状の針がモダンな印象を与えています。

搭載されたムーブメントも見所の一つ。「3/4プレート」と呼ばれるグラスヒュッテ伝統の作りが用いられています。全体に施されたストライプ状の仕上げは「グラスヒュッテ・ストライプ」と呼ばれ、こちらもグラスヒュッテの伝統を感じさせる要素です。
また、こちらは手巻きのモデルでございます。ゼンマイを巻き上げる感触を愉しむ魅力がありますし、そうした「手間」をかけると時計への愛着が湧いてくるのも魅力です。
クラシカルとモダンが共存し、エレガントさを纏う“ノモス ラドウィッグ 38 ホワイトエナメル”を是非店頭にてご覧ください。
大工原










