こんにちは 矢部です。
グランドセイコーでクォーツを越えた究極のクォーツと言われているのが9Fクォーツムーブメント。

ご存知の通り、クォーツとは電池を動力源にして動きますので電池が消耗して残量がなくならない限り動き続けてくれます。そして精度を司るクォーツ(水晶振動子)は電圧が流れることで一定の振動を繰り替えす性質を持っており、その振動数をIC電子回路で制御し高い精度を保ちます。
そんなグランドセイコーのクォーツはなぜ究極とも言われているのか?
今回ご紹介するポイントは2つ!
1つ目はクォーツ(水晶振動子)を自社製造している点です。
しかもただ製造しているだけでなく水晶に3か月間電圧を掛けエイジングして振動数が定まったものを使用しています。
クォーツはご説明の通りに電圧を掛けると一定の振動を繰り返しますので、そもそも機械式に比べて圧倒的な高精度を誇りますが、グランドセイコーではさらにクォーツを熟成させる事をしております。
そんなクォーツは温度変化により振動数に影響がでますので、グランドセイコーは時計内部の温度変化を1日540回センサーで計測しICで補正しています。
ゆえに年差10秒という高精度が実現しているのです。

SBGX263
品番:SBGX263
ムーブメント:キャリバー 9F62
サイズ:37.00mm
ケース:ステンレススチール
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
価格:¥308,000(税込)
2つ目のポイントはパワーです。
これまでみなさんが持っているクォーツ式時計の針は細いものが多かったと思います。
しかしグランドセイコーでは視認性の観点から太い針をクォーツにも採用しています。
ただ一般的なクォーツ式ではその太い針を動かすパワーがありません。
そこでグランドセイコーはツインパルス制御モーターを採用し、秒針を1秒で2回運針させています。
残念ながらどんなに目を凝らしても秒針がカチッと1回しか動いてないように見えますが、正確にはカチカチッと1秒で2回動いています。力を分ける事で太い針を動かせています。
ここまでこだわり抜かれたクォーツムーブメントを搭載しながら価格が30万円台というのは世界的に見ても脅威的です。
だからこそ世界の人が日本に来てグランドセイコーを手にするのではないでしょうか。
クォーツを越えた究極のクォーツをぜひ当店で手にしませんか?